一悟術と前世療法で毎日幸せ

前世療法のお客様の声

●山中 夏帆さん(仮名)30代主婦・東京都目黒区

<インタビュアー:イ、山中さん:山、ヒプノセラピスト加藤あい:加>


イ: 初めての退行催眠でしたが、いかがでしたか?

山: はい、そうですね。
正直、本当に催眠状態に入れるのかな?と思っていましたが、入っていましたね(笑)。

イ: 催眠に入るところまで同席させていただきましたが、とてもリラックスされてて、うっとりと気持ち良さそうでした。

山: でも自分の意識はあるんですよ。
「なんか、自分でストーリーを作ってるんじゃないか?」って思っている自分もいました。

加: 多くの方はそうおっしゃいます。
「これ、自分で想像してるんじゃないか?」って。
しかし、種のないところに芽は出ないように、何かしらご自身の過去世の体験があるからこそ、思い出してストーリーになっているんですよね。

山: 確かに、誰かに強制された話ではありませんものね。
あくまでも私の中から出てきている、というところで信頼できます。

イ: 今回の思い出されたストーリーを簡潔に教えて頂けますか?

山: 舞台は江戸時代だと思います。
私は武家の娘で14.5歳かな、小ざっぱりした着物で髪を結ってます。
最初の舞台は武道場、剣道場のような場所です。
二人の若者が剣道をしています。
その様子を見ているんです。

どうやらその一人を好いているようです。
淡い気持ちを感じました。

そのあといくつかの場面がありましたが、最後の場面は、どこかのお屋敷の庭に立っている私がいます。
18歳位、んん、20歳ぐらいになっているでしょうか。
夜で雪が深々と降っています。うっすらと積もっていきます。
その庭の先には、冷たくなった青年が横たわっています。
血が出てる、とかではありませんが、生気はありません。
多分亡くなっているのでしょう。

私はそこに立ち尽くして、しんしんと降る雪の中で、言い知れない悲しみ、喪失感を感じています。
いくら感じつくしても、降る雪のように、静かに、ゆっくりと悲しみが積み重なっていきます。
寒い気もしますが、それ以上に悲しみでいっぱいで、目の前の青年に雪が降り積もっていきます。
目の前の現実を見て、悲しいしやるせないのですが、荘厳な感じもします。

イ: そうですか、そのような過去世を思い出したのですね。

山: 全体的に無声映画のような感じでした。
言葉を交わした場面はありません、というか言葉を発していないような感じがします。
もしかしてしゃべることが出来なかったのかもしれません。

イ: 無声映画、というのは興味深い例えですね。

山: そうですね。
あと印象深いのは最後の場面なのですが、本当に悲しい気持ちでいっぱいになって、涙がとめどなく出てきました。
握りしめていたタオルが絞れるぐらい(笑)。

心を隅から隅まで全部塗りつくすぐらい悲しい気持ちでいっぱいになって、今こうして思い出して話をしていると「こんなに悲しみだけ100%に感じられるんだ。」という、ある種すっきり感もあります。
ちょっと表現が難しいのですが。

加: そうですね。
普段の生活ですと”悲しみに浸る”といっても、もうすぐ子どもが帰ってくる、とか、そこに純粋に浸るのは難しいですよね。
今回の退行催眠では”悲しみを100%感じること”が出来て、それですっきりされたんじゃないでしょうか。
加えて、私のリーディングで読み取れる情報では、その場面は本当はずーっとそこに立ち尽くしていたのではないようです。

山: えっ、そうなんですか?

加: はい、そうですね。
その場面に遭遇してまず衝撃を受けて、悲しみが湧き上がってくるところで、その状況に気づいた他者、おうちの人なのか、その場面に居合わせた人なのか、に、すぐ連れて行かれてしまっているようです。

つまり、過去のその場面では、山中さんは悲しみを100%感じ切れなかったようですね。
きっとその後も身分違いの恋だったのか、何かの要因があって、青年を存分弔うことが出来なかった。

だから、心の奥底には、感じ切っていない「感情圧縮ファイル」として、今回の体験がまだ残っていたのでしょう。
ようやく向き合うタイミングが来たので、今回、退行催眠でこの人生がピックアップされたのでしょう。

山: そうなんですか…。
なんだか感慨深いです。

加: 実際にその人生を送っているときは、いろんな事が邪魔をして感情のみ純粋に感じ切る、というのは難しいのも事実です。
それにそんなに悲しい思いを感じるのは、やはりつらいし、心が痛いし、で、無意識で避けてしまいがちですものね。
どうやら今回のテーマは、過去生で感じきれなかった深い悲しみを感じて、開放する、ということだったようですね。

イ: 過去の感情を開放すると、何かいいことがあるのですか?

加: 潜在意識の奥底に感情の圧縮ファイルが残っていると、自分では気がつかなくても、エネルギーを消費しています。
パソコンで例えると、全く使っていないファイルがそれだけの容量を占めているということです。
その分、作業が遅くなったり、容量に制限が出てきますよね。
感情の圧縮ファイルを解放・消化すると、その分スペースが空いて軽くなります。
そして知らずにそこに注がれていたエネルギーも、もう必要ありません。
つまり今後は、生きるための、前進するためのエネルギーとして活用できることになります。

山: あぁ、だから「人生の流れがはやくなる。」って表現がよく使われるんですね。

加: そうなんです。
感情の圧縮ファイル存続のために注いでいたエネルギーが、前に進むためのエネルギーに向けられるんです。
もちろん、感情の圧縮ファイル自体が無くなるということは、別の大きなメリットもあります。

山中さんの例でいうと、今まで「悲しみ」という事柄が起こるかもと”無意識”で察知すると、それを体験したくないために、”無意識”でストップをかけていたのですが、もう解放・消化したので、無意識で「悲しみ」を察知してもそこにブロックが働きにくくなっています。

つまり、以前よりは行動しやすくなった、軽くなった、という実感が「人生の流れがはやくなる。」という表現になるのでしょうね。

イ: 感情の圧縮ファイルとは、そこまで人生のブロックになっているものなんですね。
まったく気づきませんでした。

加: そうですね。
気づかないから、無意識ゾーンに沈んでいるから普通に生活ができます。
これがいつも表層意識に上がってきて、目の前に突き付けられて生きていたら、悲しんだり怒ったり悔しがったり、普通に生活できませんね、多分(笑)。

山: そうですね。
今日のような悲しみを普段の生活でポッと思い出して、いきなり泣き出したら変ですよね。
退行催眠で思い出して、存分泣いて、感情を味わえてよかったです。

加: 退行催眠はクライアントさんと施術者のみの守られた安全な空間ですので、安心して感情や過去の出来事を開放することが出来ます。
もちろん、退行催眠中でも、施術者に言いたくないことは言わない、という判断はできますし、言わなくても構いません。
それらを判別するご自身の意思はありますので、ご安心ください。

イ: 今日は貴重な体験をシェアしてくださいまして、ありがとうございました。

山: こちらこそ、化粧が全部とれるほど泣いて、そのあとすっきり、という急展開が待っているとは思っていませんでした。
貴重な体験でした。
また「感情の圧縮ファイル解消」に来たいと思います。
その時はよろしくお願いします。

加: こちらこそ、山中さんの本日の体験は、実は山中さんだけでなく、深層意識でつながっている同じような「悲しみ」を体験された方への癒しの機会になっています(※1)。
貴重な機会をご提供いただきまして、ありがとうございました。

※1 補足
人の意識は深いところでつながっています。
心理学者ユングは、無意識には「個人的な経験とは関係のない、民族や人類の誰もが共有している無意識層がある。」と考えました。
退行催眠を受けて”癒された、解放された”という影響が及ぶのは、実はご自身だけではありません。
同様の体験の記憶を持つ人々にも、深いところで同じ癒しや解放が起こります。
つまり、ご自分のためでもありますが、他の方たちのためにもなるのです。